高校1年生の10月は、英語の勉強法を見直すのに良い時期です。
高校に入学して半年。
授業や定期考査、模試などを経験して、
「英単語を覚えても、長文になると読めない」
「英文法は勉強したけれど、英文の中に出てくると分からない」
「何となく意味は分かるけれど、正確に訳せない」
という課題が見えてきた人も多いのではないでしょうか。
さらに、高校生からよく聞くのが、
「やることが多くて、何をしたらいいのか分からない」
という悩みです。
英単語の小テスト、文法問題集、授業プリント、教科書、課題、定期考査対策……。
高校英語は、中学校と比べて学習量が一気に増えます。
だからこそ、高1の10月から英語を挽回したいのであれば、勉強するものをさらに増やすのではなく、「何をやるか」を絞ることが重要です。
取り組むことを限定して、「できる」まで仕上げる
英語が苦手になってくると、
「単語力が足りないから、新しい単語帳をやろう」
「文法が分からないから、参考書を買おう」
「長文が読めないから、長文問題集を始めよう」
と、勉強するものを増やしてしまいがちです。
しかし、高1の段階では、教材を増やすことよりも、今使っている教材の達成度を高めることを優先してください。
例えば、学校の教科書に載っている英文について、
・英単語や熟語の意味が分かる
・主語と動詞が分かる
・文型や文法を説明できる
・正確に日本語に訳せる
・音声を聞いて内容を理解できる
・英文をスラスラ音読できる
・重要な英文を自分でも使える
というところまで勉強できていますか?
一度授業を受けた。
一度問題を解いた。
一度単語を覚えた。
それだけで「勉強した」と考えないことが大切です。
「やった量」ではなく、「どこまでできるようになったか」を基準にする。
これが、10月から英語を立て直す第一歩です。
高校の教材・小テスト・定期考査を最大限に利用する
高1の10月から、新しい参考書や問題集を買う必要はありません。
まず利用してほしいのは、毎日学校で使っている教材です。
・英語の教科書
・学校のワーク
・文法問題集
・単語帳
・授業プリント
・小テスト
・定期考査の問題
果たして、
これらのうち、どのくらい定着しているでしょうか?
定着しているとは、
例えば、教科書の英文が、
・すべて発音できる
・すべて日本語に直せる
・すべて英語で書ける
ということです。
単語帳も、問題集も、そのほかの教材も同様です。
多くの生徒は「学校からやらされるもの」に追い立てられるだけで、肝心の英語が身についていない状態です。
そこで、今の状態を打破するには、授業で扱った英文や問題集や参考書などで解いた問題や例文などを定着させることです。
授業で使っている教科書や教材だけでも、英語を習得するには十分な量があるので、
それをどこまで徹底して定着させるかが、英語の成績アップのカギになります。
「読む・聞く・話す・書く」を一つの英文で同時に鍛える
英語には、
読む・聞く・話す・書く
という4つの技能があります。
これらを別々の勉強として考える必要はありません。
一つの英文を使って、4技能をまとめて鍛えることができます。
例えば、教科書の英文なら、最初に英文を読んで、
・単語・熟語
・品詞
・文型
・英文法
・語句のまとまり
・修飾関係
・日本語訳
を確認します。
これが「読む」ための土台です。
次に、教科書のQRコードなどを利用して音声を聞きます。
発音、アクセント、イントネーション、単語同士の音のつながりを確認します。
そして、音声をまねながら何度も音読します。
さらに、重要な英文については、
英文を見て日本語にする。
日本語を見て英語に戻す。
という練習も行います。
例えば、
I want to study environmental problems in the future.
という英文を学んだのであれば、意味を理解して音読するだけで終わらせず、
「私は/勉強したい/環境問題を/将来」というように
英語の語順にした日本語から英文を再現できるようにします。
このようにすると、一つの英文を使って、
読む → 聞く → 話す → 書く
をつなげることができます。
単語・文法・英文解釈・リスニング・英作文をすべて別々に勉強するのではなく、一つの英文を何度も違う方向から使うのです。
やることが多いからこそ、「優先順位」を決める
高校英語では、やらなければならないことがたくさんあります。
だからこそ、
「全部やろう」としないことが重要です。
高1の10月から英語を挽回するのであれば、まず自分の課題を確認します。
例えば、
英単語が不足している。
中学校の英文法に抜けがある。
主語・動詞・文型が分からない。
英文を正確に訳せない。
音読する習慣がない。
学校の授業についていけていない。
人によって、最優先で取り組むべきことは違います。
例えば、学校の英文がほとんど読めないのであれば、難しい長文問題集を始めるよりも、
①中学校レベルの単語・文法の確認
↓
②学校の教科書の英文分析
↓
③音声を聞いて音読
という順番の方が効果的です。
一方、英文は読めるけれどリスニングが苦手なら、英文法の問題集をさらに増やすより、教科書や学校教材の音声を繰り返し聞き、音読する時間を増やした方がよいでしょう。
「英語が苦手だから全部やる」のではなく、「今、一番必要なことは何か」を決める。
そして、その勉強を一定期間続けます。
AIは「答えを聞く道具」ではなく「確認する相手」にする
現在は、英語の勉強にAIはかなり使えます。
例えば、
・英文の構造分析
・文法事項の確認
・自分で作った和訳のチェック
・英作文の添削
・類題の作成
・間違えた原因の整理
などには非常に便利です。
ただし、最初からAIに英文を訳してもらったり、問題を解いてもらったりするだけでは、自分の英語力はなかなか伸びません。
まず、自分で読む。
自分で構造を考える。
自分で訳す。
自分で英文を書く。
その後で、AIと比較して修正します。
AIは「答えを出してもらう相手」ではなく、自分の考えを確認する「壁打ち相手」として利用する。
この使い方を意識してください。
⸻
10月からでも英語は挽回できる
高1の10月の段階で、
「英語が苦手になってしまった」
「定期考査や模試の成績が思うように伸びない」
という状態でも、難関・上位国公立大学をあきらめる必要はありません。
ただし、今までと同じ勉強を続けるだけではなく、勉強の仕方を変えることが必要です。
ポイントは4つです。
① 取り組むことを限定して、達成度を高める。
② 教科書・学校教材・小テスト・定期考査を最大限に活用する。
③ 一つの英文から「読む・聞く・話す・書く」を同時に鍛える。
④ 優先順位を決め、今やるべきことに集中する。
新しい参考書や問題集を次々と増やす必要はありません。
まずは、学校で今使っている教材を一冊、一つの英文まで丁寧に使い切ってみてください。
「たくさんやる」から「できるまでやる」へ。
高1の10月は、その勉強法に切り替える良いタイミングです。
難関・上位国公立大学を目指すのであれば、まずこの時期に英語の土台をつくり直していきましょう。
盛岡個別予備校では、個別面談を受け付けています。
日程:月曜〜木曜 14:00〜21:00、土曜・日曜 14:30〜20:00
対象:保護者・生徒
申込方法:以下の公式LINEまたはメールフォーム
*個別面談は事前予約制です。
*金曜日以外は祝日も実施します
▶︎公式LINEから盛岡個別予備校に問い合せる
下記の友だち追加後、メッセージをお送りください。(チャットは1対1の会話なので、他の人に見られることはありません。
▶︎メールフォームから盛岡個別予備校に問い合せる
下記のGoogleメールフォームに必要事項を記入し送信してください。
マシュマロで何でも聞いてみよう!
塾長がブログで回答してくれるよ!




