【高1からの逆転戦略】9月からの「数学勉強法」〜難関・上位国公立大学をあきらめない!〜

【高1からの逆転戦略】9月からの「数学勉強法」難関・上位国公立大学をあきらめない!

盛岡学区の進学校(公立高校・私立高校)に通う高校1年生へ

数学の勉強についていけてますか?

数学の定期考査の成績は良かったですか?

もし今の状況に満足していなければ、9月の定期考査が終わった時点で、これまでの勉強を一度振り返ってみませんか。

難関・上位国公立大学を目指すなら、高1の2学期は、大きな分岐点になります。

主な理由は、

・授業のスピードが速い
・数学の内容が難しくなる
・課題(問題演習)が多い
・自主的な予習、復習が必要

今の時点で追いつけない状況になっていれば、あきらめてしまう高1生が急増します。

しかし、厳しい状況ではあるが、数学をなんとかしたいという高1生に伝えたいことがあります。

盛岡個別予備校が大事にしている考え方の一つに、

「勉強は、いつからでも挽回できる」

というものがあります。

そのために大切なのは、

です。

それでは、数学の勉強において、どんなところを意識して改善すれば、難関・上位国公立大学に通用する学力を身につけられるのかを具体的に解説したいと思います。

「数学の授業についていく」ことが必須

盛岡一高・盛岡三高などの公立高校や、盛岡中央高校・盛岡白百合学園高校などの進学校や進学コースでは、数学の授業が比較的速いペースで進みます。

難関・上位国公立大学を目指す高1生であっても、最初に必要なのは、難しい問題を解くことではありません。

高校数学では「授業についていくこと」そのものが、大学受験の勉強の第一ステップです。

まず目指すのは、

  • 授業のポイントを授業時間内で理解する
  • 学校から出される課題を期日までにやり切る

という状態です。

教科書を予習しておく

授業についていくためには、教科書の予習は欠かせません。

だから、まずは数学の授業の前日までに、

  • 教科書を読む
  • 定義・定理・公式を確認する
  • 例題を確認する

を行います。

予習で大事なことは、

⭕️何を勉強するのかを把握すること

⭕️分からないところを明確にしておくこと

そうして、授業では、

授業の内容で大事なことは何か?

分からなかったところがを解決できたか?

授業時間内に問題演習があれば、そこで問題が解けるようになったか?

ことを確認します。

予習と授業は、教科書を理解できる力を身につけるためのものと考えます。

教科書が自力で理解できれば、大学受験の勉強もスムーズに進められるようになります。

傍用問題集をきちんとやり切る

進学校では、「4ステップ」や「4プロセス」などの傍用問題集を使っている高校が多くあります。

傍用問題集は、中学校の「学校のワーク」のようなもので、基本的な問題が多く掲載されています。

そのため、『基本問題は解かなくても大丈夫』と熱心に取り組まない生徒もいます。

しかし、傍用問題集で重視したいのは、基本的な問題を速く、正確に解けるようにすることです。

なぜなら、模試や入試では時間制限があるため、基本問題に時間を取られてしまうと、応用問題や記述を解く時間が少なくなり、得点できなくなるからです。

数学では、解き方が分かることと、実際に解けることは別です。

傍用問題集での目的は、

教科書で学んだ基本的な解法を繰り返し使い、迷わず使える状態にすることです。

傍用問題集の進め方は、以下のようにします。

1.問題を解く順番を決める

①教科書の例題に関連する問題を解く

②傍用問題集の中にある例題の類題を解く

③①②以外の問題を解く

2.解説を確認する

答えがあっているだけで終わらせずに、解説を確認して、自分の解き方があっているか、別解もできるようにするなど、解く過程や解き方の工夫を自分のものにします。

3.2回目は時間を設定して解く

2回目はタイマーで時間を計って、正解できるか確認します。

・間違った問題はその原因を見つけメモしておく。

・分からなかった問題はあとでまとめて解き直す。

フォーカスゴールドで「入試数学の解法」を身につける

教科書の一つの章が終わり、傍用問題集をひと通り学習したら、次に「フォーカスゴールド」に取り組みます。

順番としては、

教科書

傍用問題集

フォーカスゴールド

です。

最初からフォーカスゴールドだけを進めるのではなく、学校で学習した内容をさらに深く理解し、入試レベルへ引き上げる教材として使います。

ただし、難関大学を目指すには、フォーカスゴールドは基礎問題集であるという意識で勉強してください。

フォーカスゴールドでは「答え」より「解法」を覚える

フォーカスゴールドに取り組む目的は、掲載されている問題を解くだけではありません。

重要なのは、

  • なぜその方針で解くのか
  • どの条件に注目するのか
  • どの公式・定理を利用するのか
  • どのような手順で答案を書くのか

という解法の型を身につけることです。

特に国公立大学の二次試験では、答えだけでなく途中過程を記述する必要があります。

そのため、

「解けたから終わり」ではなく、「答案としてどう書くか」まで学ぶ

ことが重要です。

「なんとなく分かる」から「見た瞬間に方針が浮かぶ」へ

数学の完成度には段階があります。

① 解説を読んで分かる
② ヒントがあれば解ける
③ 自力で正解を出せる
④ 問題を見た段階で解法の道筋が見える
⑤制限時間内に解ける
⑥答案として書けて解ける

大学入試で安定して得点するためには、④〜⑥まで持っていがなければなりません。

「なんとなく分かる」という状態では、模試や入試では点数になりません。

最低限、問題を見たときに、

「この条件ならこの考え方を使う」
「まずここを文字で置く」
「この図形ならこの性質を使う」

といった方針が浮かぶ状態を目指します。

受験問題集はあとからでよい

難関大学を目指していると、早い段階から応用・発展問題集や大学過去問などの受験用問題集を解きたくなるかもしれません。

しかし、

教科書が十分理解できていない

傍用問題集にも解けない問題が多い

フォーカスゴールドも未完成

という状態なら、まずそこを優先するべきです。

  • 応用・発展レベル問題集
  • 難関大学向け問題集
  • 共通テスト演習
  • 国公立大学二次試験の過去問

に取り組むのは、教科書・傍用問題集・フォーカスゴールドが十分にできるようになってからで大丈夫です。

問題が解けると、もっと数学が勉強したくなる

問題集のレベルが上がって、問題が以前よりスムーズに解けるようになると、

「問題がスラスラ解ける」

「考査や模試の成績が上がる」

「数学に自信がつく」

「もっと難しい問題を解きたくなる」

という好循環が生まれます。

最終的には、先生や保護者から、

「数学を勉強しなさい」

と言われなくても、自分から問題集を開くようになるため、

模試などの成績も自然に上がっていきます。

高校の授業進度に追いつくために

国公立大学一般入試に向けた数学の勉強では、特別な勉強法から始める必要はありません。

まずは、

第1目標
学校の授業についていき、教科書を理解する。

第2目標
傍用問題集を完成させる。

第3目標
フォーカスゴールドで、入試数学の典型的な解法と記述を身につける。

第4目標
発展問題・過去問で入試レベルへ引き上げる。

という順番で進めます。

そして最も大事なのは、

教科書と傍用問題集を高校の授業進度に合わせて進めること。

学校の数学がどんどん先に進んでいるのに、以前の単元が理解不足であったり、課題が残ってしまうと、数学の勉強が億劫になってきます。

だからこそ、教科書と傍用問題集は、なんとしても高校の進度に追いついていきましょう。

まずは、今日から予習→授業→傍用問題集から始めてください。

これまでの課題は、とりあえず保留して、今やっている単元から勉強のペースを作っていくことが大事です。

フォーカスゴールドは、時間に余裕を作ってから取り組めばいいです。

9月から数学を挽回するために、再スタートを切りましょう!


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この記事を書いた人
盛岡個別予備校代表
盛岡個別予備校

歳弘 明 Toshihiro Akira
・盛岡個別予備校代表兼講師
・個別指導歴21年
・盛岡市出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒

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