【国公立大学推薦入試】小論文で合格答案を書くためのポイント&高3「推薦入試小論文対策」募集案内

【国公立大学推薦入試】小論文で合格答案を書くためのポイント&「高3推薦入試の小論文対策」のご案内

これから、本格的に国公立大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の対策が始まります。

高校でも推薦対策は行われますが、

小論文が苦手な生徒は、それだけでは不安が残るのではないでしょうか。

「もっと小論文の基本から始めたい」

「合格できる小論文の答案が書けるか不安だ」

と感じている高3受験生に向けて小論文の書き方や対策のポイントを説明していきます。

小論文を書く上で身につけるべきこと

国公立大学の学校推薦型選抜では、大学・学部によって小論文の出題形式やテーマが異なります。

小論文の出題形式は、大きく3つに分けられます。

  • テーマ型:与えられたテーマについて自分の考えを論じる
  • 課題文型:文章を読み取り、その内容を踏まえて論じる
  • 資料型:図表やデータを読み取り、分析して論じる

そのため、一般的な小論文の書き方を覚えるだけでなく、志望大学・学部の出題形式に合わせた練習が必要です。

いきなり800字、1,000字の小論文を書くのではなく、

「読む → 整理する → 構成する → 書く」

という一連の手順を身につけることから始めます。

具体的には、次の内容を段階的に指導します。

  1. 文章を書くための基本事項:主語と述語の対応、文のつながりなどを確認する
  2. 課題文の読解・要約:筆者の主張や重要な論点を正確に読み取る
  3. 図表・データの読み取り:数値の変化や比較から必要な情報を読み取る
  4. 論点の整理:何を問われているのかを把握し、自分の主張と根拠を整理する
  5. 文章の構成づくり:主張・理由・具体例・結論を論理的に組み立てる
  6. 漢字・語彙・表現の修正:適切な言葉を使い、正確で伝わりやすい文章にする

小論文は、ただ何度も書けば上達するものではありません。

課題を正確に読み取り、考えを整理し、筋道を立てて文章にする。

この基本的な力を一つひとつ身につけることが、志望大学の出題形式に対応できる小論文を書くための土台になります。

合格答案にするための4つのポイント

① 課題に適切に答えているか

設問で何を問われているのかを正確に読み取り、論点を外さず答えているか。

② 文章の構成が整っているか

自分の主張、理由、根拠、具体例、結論が論理的につながっているか。

③ 根拠や具体例が適切か

単なる感想ではなく、主張を支える根拠や具体例を示せているか。

④ 適切な語句を使っているか

この中で一番大事なのは、いかに論理的な文章の構成になっているかということです。

②の出来次第で、小論文の評価が決まると言っても過言ではありません。

推薦入試で合格した生徒からのアドバイス

2024年度 岩手大学 学校推薦型選抜を受験した生徒に書いてもらった小論文や志望理由書の書き方のコツが的確でしたので紹介します。(文章は改変せず、そのまま掲載しています)

推薦入試で合格した生徒からのアドバイス

☆小論文

構成を整えることと、具体例は必要なところに主張の裏付けとして端的に書くことが重要だと思う。最初はできなくて当たり前で、書き慣れていくうちにコツがわかってくるので、まず書いてみることが大事。書かないとアドバイスももらえないし、自分がどこまで考えて文章化できるのかもわからない。

あと、問題文の正確な読み取りは小論文を書く時に役に立つ。書く内容に困ったらその読み取りどおりに論を進めていけば間違いは起きない。多少の自分の考えは必要だが、ビックアイディアで山をはるのではなく、地道に読み取りをして、ベタなネタで勝負するのが1番書きやすいと思う。

どうしてもアイディアが出てこない時は、問われていることの逆のパターンで考えてみるとふと思いつくことがある時もある。

☆志望理由書

だいたい、完璧な志望理由書ができるまで出願のギリギリになると思う。だが、きちんと志望理由書に自分の考え、ビジョンを書くために考えたことは、面接で役にたつ。ギリギリになるくらいしっかり考えておけば面接で何を聞かれても答えることができる。

安易に推薦で受かると考えるのは大間違いで、想像以上に大変だった。自分の将来像をほんとに明確にしないと濃い内容の志望理由書は書けない。

そして、学校の先生に志望理由書を添削してもらうこともあると思うが、自分の思いをきちんと伝えないと先生の思いの志望理由書になってしまう。

自分は塾で先生と自分の考えを深掘りして文章化できたので、学校の先生の添削を無視することもあった。塾の先生と引き出した自分の考えを学校の先生にはっきりと強く伝えれば学校の先生は結構折れてくれた。

学部別に準備したい背景知識

国公立大学の学校推薦型選抜・総合型選抜での小論文のテーマや内容は、学部で学ぶ内容への関心、問題意識、学ぶ内容そのものにつながるテーマが出題されてます。

小論文には「書く力」だけでなく、背景知識も必要です。

学部系統優先して準備したい背景知識具体的なテーマ例
医学部・医学科医療制度
医療倫理
地域医療
公衆衛生
医師不足・地域偏在、高齢化、医療格差、インフォームド・コンセント、終末期医療、臓器移植、遺伝子医療、AI・遠隔医療、感染症
看護・保健医療系地域医療
患者中心医療
保健・福祉
多職種連携
高齢者医療、在宅医療、地域包括ケア、健康格差、予防医療、チーム医療、医療コミュニケーション、ヤングケアラー
教育学部学校教育
発達・学習
教育制度
不登校、いじめ、特別支援教育、合理的配慮、ICT・生成AI、教員不足、教育格差、外国人児童生徒、幼児教育
法学部憲法・法の役割
人権
現代社会と法
表現の自由、プライバシー、SNS、AIと法、選挙・民主主義、少年法、消費者問題、外国人との共生
経済・経営学部市場経済
財政・金融
企業・労働
物価、賃金、人口減少、少子高齢化、地方経済、働き方、格差、グローバル化、DX、企業の社会的責任
文学・人文系言語・文化
歴史
思想と現代社会
言語とコミュニケーション、文化の継承、多文化共生、メディア、SNS、読書、歴史認識、生成AIと人間
国際・社会系国際社会
多文化共生
社会構造
グローバル化、移民・難民、国際協力、貧困・格差、ジェンダー、人口問題、地域社会、異文化理解
理学部科学的方法
科学と社会
研究倫理
科学的根拠、気候変動、感染症、生命科学、データ活用、研究倫理、科学コミュニケーション
工学部科学技術と社会
環境・エネルギー
情報技術
AI、ロボット、半導体、情報セキュリティ、再生可能エネルギー、防災、インフラ、脱炭素、技術者倫理
農学部食料
農業
生命
環境
食料自給率、農業人口減少、スマート農業、食料安全保障、食品安全、気候変動、生物多様性、森林・水産資源
薬学部医薬品
生命倫理
公衆衛生
創薬、薬剤耐性、薬害、医薬品の適正使用、感染症、ゲノム医療、薬剤師の役割、医療費
地域政策系人口
地方行政
地域経済
人口減少、若者流出、地方創生、公共交通、観光、地域医療、地域産業、防災、外国人との共生

小論文の完成度を高めるためには、「知っている」から志望学部が扱う社会課題について、基本概念・現状・原因・対立する観点・解決策を考えておくのが有効です。

① 何が問題なのか 

② なぜ起きているのか 

③ どのような影響があるのか 

④ どのような立場・意見があるのか 

⑤ 自分ならどう考えるか

例えば医学部志望なら「地域医療」をテーマにして、「地域医療とは何か」「医師の地域偏在はなぜ起こるか」「患者・医師・自治体それぞれにどんな問題があるか」「現在どんな対策が取られているか」「自分はどう考えるか」まで整理していくといいです。

国公立大学推薦入試「小論文対策」実施要項

盛岡個別予備校では、志望する大学・学部の過去問を分析したうえで、必要なテーマについて「論理的に書かれているか」「適切な例を用いているか」「課題文の要約」「資料の読み取り」「文章の書き方」などを個別に指導します。

実際の指導では、小論文のテーマや課題について、先生が生徒に対して質問を投げかけたり、ヒントを与えるたりすることで、生徒自身の言葉を使って合格できる文章を書けるように導いていきます。

大学推薦入試の小論文対策 実施要項

▶︎対象:国公立大学の推薦入試(学校推薦選抜)を受験する高校3年生
▶︎指導開始日:2026年10月10日(土)から
▶︎指導形態(①+②)& 受講回数
①個別指導(塾で指導する) 週1回2〜3時間×4回
②課題添削(LINEでのやりとり) 4回
▶︎指導時間
土日15:00〜20:00/月〜木15:00〜21:00のうち2〜3時間
*日時は自由に選べます。
▶︎受講費(4回分・税込):40,000円
*回数は追加可能
▶︎教材費:実費(購入が必要な場合)
▶︎募集定員:2名

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