「自己管理力で差がつく!」
学年上位の子の勉強法
テスト勉強を通して、お子さんにぜひ身につけてほしい力。
それが「自己管理力」です。
成績が安定して高い子は、勉強の内容だけでなく、勉強の進め方そのものを自分で調整する力を持っています。
これはすぐにできるようになるものではありませんが、日々の積み重ねで確実に身につきます。
1. 目標は“少し高め”がちょうどいい
「80点を取りたい」なら「90点を目指す」。
つまり、80点を取るために90点が取れる勉強をする。
これはテスト勉強ではよく使われる考え方です。
なぜかというと、ミスや予想外の問題で失点するのがテストだからです。
目標達成のための点数と実際の目標点に余白を持たせることで、安定して目標点を取れるようになります。
2. 毎日のタスクに“数字”を入れる
その日に勉強する内容を箇条書きに書いていきます。
例えば、
・数学のワークp20〜21を15分で解く
・社会ワーク p18〜21を30分で解く
・英単語20語を10分で確認する
・理科の教科書p24〜35の内容を30分でまとめる
「内容・ページ数・時間」が明確だと、行動に移しやすくなります。
3. タスク進行を見える化する
◾️1日のタスクを見える化する
1枚の紙にタスクを書いて、目に見えるところに置いておきます。
タスクを書くのは、ノートではなく、コピー用紙やレポート用紙がおすすめです。
タスクが終了したら、線を引いて消していくと、進行状況が一目で分かります。
◾️テスト範囲全体を見える化する
テスト範囲を単元ごとに一覧表にして、
○できた
△まだ不安
✖できない
というチェックシートを使うのもおすすめです。
「△」「✖️」が「○」に変わっていくと、やる気も出てきます。
4. タイマーで集中→5分休憩
勉強時間の集中を高めたいときは、「25分勉強→5分休憩」を1セットにして繰り返すのがおすすめです。
いわゆる、ポモドーロ・テクニックと呼ばれるものです。
タイマーを使って時間を区切ると、メリハリがつきます。
また、時間制限がある中で、どこから解いていくかを考えて勉強すると、テストの予行演習になります。
5. テスト当日までの流れを設計する
【テスト2週間前からのスケジュール例】
◾️14日前〜8日前
・苦手教科の時間を多めに設定する
教科書とワークをセットで勉強するとよい
・得意教科はワークを解いていく
できているかどうかを確認する
・実技教科に手をつけておく
テスト直前に慌てないようにする
◾️7日前〜4日前
・全ての教科のワークを仕上げる
テスト直前ではなく早めに完了させる
◾️3日前〜1日前
・教科書やワーク、プリントなどで抜けがないかチェックする
テスト範囲全体を見直す
・暗記ものや不安な問題を解いたりする。
最後の追い込みをする
テスト前日にいかに落ち着いて勉強できるかが勝負です。
保護者の関わり方
テスト勉強では、早め早めに動くように促すこと。
そのためには、テスト範囲をいっしょに確認し、実際に、何をどれくらい勉強するかを書き出すことが効果的です。
あとは、お子さんを信じて見守ることで、“自分で自分を管理する感覚”を育てていきましょう。
テスト勉強を通して自己管理ができるようになると、高校受験・大学受験、そしてその先でも役立つ力になります。
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