盛岡一高を目指す生徒の多くは、中3になってから慌てて受験勉強を始めたわけではありません。
実は、中1からではなく小6の時点から「学力の土台」と「学習習慣」をしっかり築いています。
トップ校合格は“半年間の受験勉強”ではなく、“4年間の積み上げ”の成果なのです。
小6 ➡︎ 基礎を固める
この時期の目標は「勉強の土台をつくること」。教科書内容をしっかり定着させることが重要です。また、同時に応用問題などでじっくり考えることに慣れておきましょう。
具体的ポイント
• 計算・漢字・英単語・語句など“基礎的な知識や技能”を身につける。
• 応用問題集(発展ワークなど)で“思考力や表現力”を育てていく。
📍 塾長コメント
基礎的な事柄や問題はなんとなくできるではなく、瞬時に答えられるようにする。小学校の学習内容の習熟度が中学の成績を決めると言っても過言ではない。
中1前半➡︎定期テスト90点以上
定期テストで結果を出せる勉強の仕方を身につけておくことが安定して良い成績を残すことができます。トップ高を目指すには教科書の内容を自力で理解できるかは必要最低限の条件です。
具体的ポイント
・授業の受け方、復習の仕方、テスト勉強の仕方などを確立する
・定期テストは9割以上、通知表は平均4.5以上を取れるようにする。
📍 塾長コメント
定期テストの結果は内申点に直結するので、最初の定期テストから結果を出すことが求められる。テスト直前の勉強だけでなく、日頃からの勉強の成果を出せるようにしましょう。
中1後半〜中2前半➡︎「上位にいること」を当たり前にする
トップ校に届く生徒は「上位を目指す」ではなく、「上位でい続ける」意識を持っています。
定期テスト・実力テストともに安定して上位5〜10%に入ることが、この時期の目標です。
具体的ポイント
・定期テストや実力テストで90点以上取る
・教科書や学校のワークの内容や問題はすべて解けるようにしておく
・難しい問題や応用問題に取り組む時間をつくる
📍 塾長コメント
「トップ層は追い上げではなく、積み上げで勝つ」。この時期に「上位を維持する学力」を身につけることが、勉強への意欲向上や成績の安定につながります。
中2後半➡︎1・2年の総復習+苦手克服
トップ校を目指すなら、中2の3月末時点で「1・2年内容の総復習」を終わらせるのが理想です。中3の夏から本格的な入試演習に入るための“土台づくり期間”です。
具体的ポイント
• 各教科の苦手単元をリスト化し、短期で集中復習
• 模試や過去問を使って「得点力」を確認
• 暗記教科(理社)の整理をスタート
📍 塾長コメント
中1・中2の総復習は基本から標準程度の問題で理解度や定着度を確認するとよい。それが完了したら、教科や単元ごとに苦手克服あるいは応用問題演習に振り分けて勉強していく。
中3の1学期➡︎3年生の勉強+苦手克服
中3の学習内容は高校入試だけでなく、高校進学後の勉強にも必要不可欠なものです。中1・中2の苦手を少しずつ克服しておくと、夏以降の受験勉強にスムーズに移行できます。
具体的ポイント
・中3の内容を最優先に勉強する
・中1・中2の苦手克服のための時間を確保する
(毎日少しずつやる or 決まった日にまとめてやる)
📍 塾長コメント
中1・中2の総復習は、中2の3月末までに終わらせて、苦手単元をリストアップしておくと、1学期中に効率的に苦手克服の勉強ができます。時間をいかに有効に使えるかが受験勉強の成果に大きく影響します。
中3夏以降➡︎本格的な入試対策
志望校が決まり、いよいよ「合格目標点を確実に取る」段階に入ります。
模試の結果を分析し、合格ライン(合格目標点)との差を詰める戦略が必要です。
具体的ポイント
・外部模試(白ゆりテスト・そっくりテスト)で弱点や課題を見つける
・過去問分析で「出題傾向」を把握する
・毎日同じペースで勉強を進めることが自信につながる
📍塾長コメント
「中3の夏から得点が伸びる」のは、普段の勉強において手を抜かずに基礎を固めてきた生徒だけです。追い込みの時期に急に勉強時間を増やしても追いつけません。また、上位高校に合格するには、体力と精神的な強さも必要な要素です。
最後に
自分を律して、自分で考えて、自分の目標を達成する
トップ高校合格は「中3の追い込み」ではなく、「小6あるいは中1からの積み重ね」で決まります。
早い時期からトップ高校を目指すと決めることで、勉強法の確立や成績上位の維持はもちろん、時間管理、進捗管理、体調管理、モチベーション維持など、自分で自分をコントロールできるようにしたいものです。
くれぐれも普段の勉強に苦戦し、受験勉強で勉強嫌いにならないように、中学生になる前から準備を始めていきましょう。
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