それでは、国語の文章読解問題を解くコツを説明していきます。
「文章の内容は分かったのに、思ったほど点数が取れなかった」
「答えは合っているつもりだったのに、間違いになっていた」
国語のテストで、こんな経験はありませんか。
国語の点数が伸びないと、「読解力が足りない」「もっと文章を読む練習が必要だ」と考えるかもしれません。
もちろん、文章を正確に読む力は大切です。しかし、その前に確認してほしいことがあります。
それは、設問を最後まで読み、何を求められているのかを正確につかんでいるかということです。
分かっていたのに不正解になる理由
例えば、次のような設問です。
「当てはまるものを2つ選びなさい」
2つ選ぶ問題なのに、1つしか選ばなくて、間違う。
「当てはまらないものを1つ選びなさい」
当てはまらないものを選ぶ問題で、当てはまるものを選んでしまう。
「当てはまる部分のはじめの五字を書きなさい」
当てはまる部分なのに、当てはまる文のはじめの5字を書いて、間違う。
「空欄に当てはまる語句を前の段落から探しなさい」
指定された段落以外から語句を探して、間違う。
こうした間違いは、本文の内容を理解していても起こります。
国語の問題では、答えの内容だけでなく、設問で指定された条件を満たすことが必要です。
「だいたい分かった」で答え始めると、取れるはずの点数を落としてしまいます。
「うっかり」で片づけず、原因を確かめることが大切です。
まずは、なぜ読み違えたのかを確かめてみましょう。
・問題を速く解こうとして、設問の後半を読み飛ばしたのか。
・途中まで読んで、よくある問題だと思い込んだのか。
・本文を読むのに時間がかかり、焦って設問を読んだのか。
同じ読み違いでも、原因によって見直すべき点は変わります。
間違えた問題を復習するときは、正解を確認するだけで終わらず、自分が設問のどこを見落としたのかまで振り返ってください。
設問を正確に読むための3つの習慣
日々の勉強では、次の3つを実践してみましょう。
① 設問の文章を最後まで読む
設問の途中で答えが思い浮かんでも、すぐに書き始めないこと。
「選びなさい」「抜き出しなさい」「説明しなさい」まで読み、答え方を確認します。
大事なことは、最後に書いてあるものです。
② 答えの条件に印をつける
「2つ」「適切でない」「終わりの五字」「前の段落から」など、見落としやすい条件を丸で囲みます。
設問の内容にきちんと注意を向けることが大事です。
③ 答えが正しく書かれているか確認する
選んだ数は合っているか。
指定された場所から探したか。
字数や答え方は合っているか。
自分の答えを、設問の条件と照らし合わせましょう。
「きちんと読めば解ける」を積み重ねる
設問を正確に読むだけで、国語のすべての問題が解けるわけではありません。
しかし、読み違いによる失点を減らすことは、今日から取り組めます。
そこで正解が増えれば、「設問をきちんと読めば、取れる点数がある」と実感できるはずです。
盛岡個別予備校では、間違えた答えだけでなく、どのように読んで答えたのかという過程も大切にしています。
設問を最後まで読み、求められたことに正確に答える。
この基本を、普段の学校のワークや問題集から身につけていきましょう。
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