盛岡一高や盛岡三高に進学するような成績上位の中学生でも、数学を苦手としている生徒が多いと感じています。
テストではそこそこの点数を取っているのですが、応用問題や問題文が長い問題など、思考力を必要とする問題になると、自分で考えて解こうという意識が希薄になっています。
塾で指導していても、数学の苦手な生徒に限って、「教科書」を読んでいないことが多く、「これは教科書で習ったよね」と確認しても、数学の苦手な生徒は「教科書は見てません」とか「分かりません」と言うだけです。
苦手を克服し成績上位になるためには、数学の教科書を自力で理解できることが最低条件です。基本事項をしっかり説明でき、基本問題が解けるようにしなければなりません。
だからこそ、身近にある教科書や問題集の解説等を生徒自身の力で理解し、数学の苦手を克服するために『読解力』を鍛えることが有効と考えます。
数学は勉強の進め方が分かりやすい教科
数学は5教科の中でも、実は比較的勉強のやり方がシンプルで分かりやすい教科です。
教科書を順番に、用語の説明→例題→練習→A問題→B問題と進めれば、基礎から応用まで自然と力がつくように作られています。
市販の問題集でも、例題、練習問題、応用問題とレベル別に整理されていて、解説も充実しています。
それなのに成績に差がついてしまうのは、なぜでしょうか?
成績の差は「読解力」の差による
実は、数学でも読解力がとても大切です。
「数学に文章を読む力は必要なの?」と思われるかもしれませんが、数学でも文章を読んで理解して初めて問題を解くことができるのです。
大人からすれば、内容を理解してから問題を解くのが普通だと考えますが、きちんと読んでいる生徒はごくわずかです。
いきなり問題に取りかかって、解けないと「分からないので教えてください」と先生に聞きにきます。
そこで、「教科書の説明や例題は読んだの?」というと、「読んでない」という答えが返ってきます。
さらに、問題が解ければそれで終わりにしてしまい、解説ページまで目を通さない生徒も少なくありません。
読解力が数学の成績アップにつながる理由
1.問題文の内容を正確に理解できる
読解力が低いと、問題の意味を誤解したり、必要な情報を見落としてしまう可能性があります。問題文を正確に理解できれば、解答への道筋が見えてきます。
2.条件を正確に把握できる
問題文の中にはさまざまな条件が組み込まれています。数字や文字がどんな意味であるかを理解しないまま解いてしまうと間違った答えを導き出してしまいます。
3.論理的思考力が身につく
問題文を読んで、「何を求めるのか?」「どのように解くのか?」を考える。文章を丁寧に読み取ることで、論理的に理解する能力を養うことができます。
読解力を高めることは、数学だけでなく、他の科目や日常生活においても役立ちます。
きちんと読む習慣が考える力を伸ばす
もちろん、解答が合っていれば安心してしまう気持ちは分かります。
しかし、応用問題や思考力が問われる発展問題を解けるようにするには、「なぜそうなるのか」を解説で確認し、自分で理解し直す作業が不可欠です。
最近は便利な動画解説も増えていますが、動画を見るだけでは「わかった気分」になるだけで、自分の頭で考えなくなる危険もあります。
わからないところを動画で補うのは良いことですが、基本は「自分で読み、考える」。
この力をつけることが、長い目で見てお子さんの大きな財産になります。
すぐに調べて、考えて、理解する習慣を
数学でつまずいたときは、ずっと考え込むよりも、早めに教科書や解説を確認しましょう。
答えを丸写しするのではなく、
・なぜその答えになるのか
・どの知識を使えばいいのか
・解くときのポイントは何か
を自分の言葉で説明できるかが重要です。
・教科書の語句や公式、定理の説明
・教科書や問題集の例題
・ワークや問題集の解説ページ
を確認する習慣を身につけてください。
親ができるサポート
「読んで理解するなんて面倒だ」と感じるお子さんは多いものです。
だからこそ、保護者の方が「ただ教える人」になるのではなく、
「一緒に教科書を読んで確認する人」になってみてください。
「どこを読めばいいか分からない?」
「ここはどういう意味かな?」
そんな風に声をかけ、一緒に確認するだけでも、お子さんは「文章を読む習慣」がつきやすくなります。
最後に
数学は「例題や解説を読む」というシンプルなことを習慣にできれば、必ず成績は良くなります。
ぜひ、お子さんが「分からないときは解説を読む」という当たり前のことを当たり前にできるよう、温かく、でも時には厳しく、見守ってあげてください。
お子さんの「読んで理解する力」は、必ず将来の大きな武器になります。
盛岡個別指導における数学指導について
理解できているかどうかを明確にする。
そして、その部分を基礎からしっかり理解させる。
そのために、既習範囲の問題を解いてもらいます。
とくに説明はせずに解かせます。
解説とか復習してから問題を解かせても、その問題が本当に分かっているのかが見えなくなるからです。
分からなくても、解けなくても、間違っていても、全く問題はありません。
まずは、できていないところをあぶり出すことが指導のスタートになります。
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